「え?、私の写真を出すんですか?・・・・それはちょっと・・・・・・」
「いえ、社長、覚悟が必要ですよ」
ホームページを作ろうとすると、自分の写真1枚出すにも勇気がいります。
顔出しNGなどと言ってはいけません。
ネットに出すということは日本中に、いえ世界中に自分の顔をさらけ出すんですから、勇気が必要です。半端な仕事はできません。
また、今まで漠然と、日々の流れでやってきた自分のビジネスをはっきりと捉え直す必要性に迫られます。
なぜなら、ホームページ作りとは自分の表明、自分の全てをさらけ出すことだからです。
自分のビジネスの対象とする顧客はどんな人なのか?
その人の悩み、問題点、欲求を解決するために、自分のビジネスは何をするのか?
そのことで顧客はどうなるのか?
これらをはっきりとさせないとホームページは作れないのです。
つまり、パーソナル・ブランディングです。
パーソナル・ブランディングとは?
パーソナル・ブランディングとは、自分のターゲット市場で、どのような存在として知られたいかということです。
パーソナル・ブランディングの構成要素
☑ 誰に何をするのかの表明
☑ なぜそれをするのかの表明
☑ キャッチフレーズでそれらを表明
誰に何をするのかの表明
☑ 自分の商品・サービスを必要としてくれる人はどんな人か?
☑ どんな悩み、問題、欲求を持っているのか?
☑ 自分の商品・サービスは、その悩み、問題、欲求を解決できるのか?
☑ どんな方法で解決できるのか?
☑ 解決できたらその顧客はどんなメリットが得られるのか?
なぜそれをするのかの表明
あなたの「誰に何をするのか?」、の表明に共感する人は、感情的、精神的なレベルで、あなたと繋がりを持ちたいばずです。
そして、あなたの商品・サービスを受ける人にとって、「なぜそれをするのか?」、は深い意味のあるものでなければなりません。
キャッチフレーズでそれらを表明
なぜそれをするのかの表明に基づいていること。
あなたと顧客とを結ぶ感情的な繋がりであること。
顧客を共感させるものであること。
「○○でお悩みの方へ、私は○○の方法でそれらを解決します。その結果お客様は○○を得ることができると確信しています」
このように、パーソナル・ブランディングは、ホームページの作成でも使いますが、それだけではなく、自己紹介、名刺交換、プレゼンなどでもその場に応じてアレンジして活用することができます。
パーソナル・ブランディングは全てのビジネスの出発点です。