時代は今やネットの時代。ネットは今や動画の時代。
このことはあなたも否定はしないでしょう。
では実際やってみるかとなると・・・なんか縁遠い世界だし、ハードルも高い。
でも、だからといってこれをビジネスに利用しない手はないでしょう。今日はそれを再認識するお話しをしたいと思います。

数字が表す動画の時代

動画の情報量

例えば、「富士山は美しい」、と文字で表現するより、写真で見せる方が表現力は豊かです。しかしそれを動画で見せると更に表現力は豊かになります。
動画で伝わる情報は
文字数に換算すると1分間に180万文字と言われており
原稿用紙にすると、4,500枚分に相当します。

もし動画で3分間話したとしたら、原稿用紙13,500枚分。
文章で表現するのは、ちょっと無理ですね。
それだけ圧倒的な情報量が動画にはあります。
これを考えただけでも、ビジネスに動画を活用しない手はありません。

Googleの未来予測

ネットで何かを検索する時、YahooやGoogle、YouTubeを使いますが、これらの検索エンジンはGoogleのエンジンを使っており、このエンジンが世界のほとんどを占めているためGoogleは世界の検索の王者です。(中国は独自エンジン)

この検索の王者Googleが、
「Googleの使命は世界中の情報を整理し、世界中の人がアクセスできて、使えるようにすること」と述べています。
つまり分りやすい情報を分りやすく伝えることがGoogleの使命だと述べているのです。
そのため圧倒的で豊かな表現力を持つ動画をネット検索で優遇しています。

2011年Googleの副社長ロバート・キンコー氏の未来予測談話では、
「近い将来、ネット全トラフィック(使用量)の90%が動画になるだろう」と語っています。
また大手調査会社CISCOの調査では、2017年までに全トラフィックで、動画の割合は約70%、2019年では80%になるとの予測を発表しています。

進むYouTube利用

総務省の平成28年度の調査では、YouTubeの利用経験は
日本全体平均で、74.5%
20代;88.5%
30代;83.0%
40代;79.5%
50代;68.5%
60代;57.0%
となっています。このようにYouTubeの利用はもはや見逃すことはできません。

身近に考えても動画の時代

このように動画に関する統計データは、たくさんありますが、もっと身近に考えてみましょう。
文章を読むより、動画を見ていた方が楽ではありませんか?
長い文章を読んでいると、私なんか眠たくなってきます。元来本が好きな人ならいいのでしょうが、本が苦手な私にとっては、読むという行為は少々苦痛です。
だから、ネットでもホームページやブログの文章を読むより、YouTubeで検索して動画で見ていることの方が多くなっています。

こんな人は私だけではないでしょう。世の中、本を読まない人が増えています。
しかし、だからといってテレビを見るかといえば、テレビ視聴人口は減ってきています。
特に若い人は全くテレビを見ない、スマホばかりという人が増えています。

またスマホからのYouTube視聴が62%(パソコンからの視聴は38%)(ニールセン調べ)というデータもあり、まさにネットは動画の時代、特にスマホによる動画の時代だと言えると思います。

動画をビジネスに利用しない手はない

だから、動画、とりわけYouTube動画をビジネスに利用しない手はありません。
しかし、YouTube動画のビジネス利用はまだまだこれから、という状況です。
なぜなら、動画に対する経営者の懸念があるからだと思います。
・ 動画など縁遠い存在
・ 誰に作ってもらえばいいのか分らない
・ 金がかかるの?
・ プロに頼むと高いんでしょ?
・ どう作ればいいか分らない
・ 忙しい、そんな暇などない
・ ホームページがあるから十分
・ 知り合いや取引先からの紹介でビジネスは回っているから動画なんていらない
そんな懸念の声が聞こえてきます。

ビジネス動画のチカラ 再認識

しかし、動画をビジネスに活用するといくつものメリットがあります。
・ 一発で相手に伝わる。ごちゃごちゃ言ってないで動画で見せれば一発です。
・ 商品の効果は動かして動画で見せれば、その効果は一発で証明できます。
・ サービス業の場合、やっているところを動画で見せれば一発で分ってもらえます。
・ 商品製造の場合なら、作っているところを動画で見せれば、信用してくれます。
・ 従業員の働いているところを動画で見せれば、信用してくれます。
・ 経営者が自ら顔を見せて語りかければ、会社の信用力はぐんと高まります。
・ 動画は感情を伝える力が文章より絶大です。感情は相手への説得力になります。

動画は素人が作る時代

スマホの発達、YouTubeの一般化で、動画はもはや、高い金をかけて制作業者に作ってもらう時代ではなくなってきました。

動画作りが簡単になってきた時代

・ スマホカメラの高性能化で誰でも高画質映像が撮影できる時代です。
・ スマホの動画編集アプリでプロ並みの動画編集ができる時代です。
・ しかもそれらは超簡単!
・ 作った動画のYouTube投稿も超簡単!

動画作りは素人の時代

でも素人動画など恥ずかしい、あなたもそう感じていることでしょう。
素人の動画作りのポイントは、
・ 繋ぎ編集でプロ並みに見せる
短く、たくさん撮影した動画(クリップ)を編集アプリで不要部分をカット(トリミング)しながら、繋いで編集
・ ポイントは照明と音声
暗い映像、こもった音声は素人臭い映像です。照明や音声収録にはちょっとしたポイントがあります。
・ 企画作りやシナリオ作り
いきなり撮影せず、事前に企画を立て、シナリオを作ってから作成するとしっかりとした映像になります。
・ 誰に、何を、どのように
あなたのビジネスをアピールする動画を作りには、まずどんな人を対象に作るかを明確にします。
そしてその上で何を語るかを決めます。そしてそれらはどのようなメディアで発信するか、この3つがちゃんとかみ合わないと効果は出ないでしょう。

以上をマスターすれば、素人でも簡単にプロ並みの映像が作れます。
でもそんなこと難しい!、そう思われることでしょう。
大丈夫、この私のブログでそのノウハウをお伝えしていきます。

これらのことがクリアされれば、怖いものなし。
そして自分のビジネスは自分で語りかけてこそ迫力が出ます。
制作業者には、その「おもい」は分りません。
だから制作業者は映像的にきれいな動画を作ります。それを付加価値としてお金をいただくというのが制作業者のビジネスです。動画制作業者である私が言うのですから間違いありません。