ググる時代、YouTube検索の時代

一昔前までは何か調べたい時、例えばおいしい焼肉屋を探したい、温泉宿を探したい、ちょっとした困りごとを調べたい、等がある時は、本屋に行ってその手の本を買ってきて探したものですが、今や何でもスマホでググる時代、Google検索が当たり前の時代になってきました。さらに言えば、動画の方が分りやすい場合も結構多いので、YouTube検索することも普通になってきました。

YouTubeの成り立ち

そんな動画の重要性を感じたGoogleは、2006年10月、当時赤字続きのYouTubeを買収、Googleの子会社に収めました。
当初はおもしろ動画など遊び程度でしかなかったYouTubeも今では、利用者数は、
・ 世界中で月間10億人以上
・ 1日当たりの再生回数は40億回
・ 世界人口の内、約7人に1人がYouTubeを利用
・ 2人に1人が毎日1回はYouTube動画を視聴

今や世界で検索エンジンの利用者、1位⇒Google、2位⇒YouTubeとなっています。
(日本では、1位⇒Yahoo、2位⇒Google、3位⇒YouTube)

YouTubeのWEB、SNSへの親和性とその威力

YouTube動画は画面を、WEBサイト、ブログ、Facebook,Twitterなどの各SNS、メルマガへ埋め込むことができるため、それらメディアとの連携力、拡散力が抜群です。

またYouTube自体も各種機能を充実させてきたため、これらのことを総合的に考え、もはやマーケティング策をWEB単体、ブログ単体、SNS単体、メルマガ単体で行う従来のやり方は、あまりにも「もったいない」やり方だと言えます。

このように、YouTube、WEB、SNSを連携させると、大きな拡散力を持つため、ビジネスにも大きな効果をもたらすと思われます。

ビジネス利用が進むYouTube

YouTubeはGoogle検索の対象となっているため、他のWEBサイトと同様に検索画面で検索されるので、上位表示されることも可能となります。

また、YouTubeはGoogle検索で上位表示されるための機能や、第2のホームページのような「マイチャンネル」など、ビジネス利用としての機能を充実してきたため、2011年ごろよりYouTubeをビジネス戦略として活用する企業が増えてきました。

スマホの急増とYouTube

近年のスマホの急増でネットの利用状況は大きく変わってきましたが、YouTubeの利用状況も大きく変化。スマホからのYouTube視聴が62%(3,060万人)、パソコンからの視聴が38%(1,864万人)と逆転。
(2015/3  調査会社ニールセン調べ)

これは仕事の休憩時間や通勤時間等の隙間時間での利用が多くなってきているということです。これにより動画の作り方もそれに合わせた作り方が求められるようになってきました。

今後のビジネスでのYouTube動画の重要性

このように、今後のビジネスで押さえておくべきポイントは、
・ YouTubeビジネス動画の活用
・ スマホ視聴を前提とした動画制作
・ WEB連携、SNS連携

この3つは外せないポイントだと思われます。