私が毎月参加する中小企業経営者の集まりで、こんな会話を聞きました。
「ウチはお客さんとは長期の継続契約だから、仕事は安定してるんです」
「はああ・・・・いいなあ、ウチなんかテレアポで疲れ果てました」
「ウチも若い社員に飛び込み営業させてるんですが、すぐ辞めちゃうんですよ」

いやはや、長期契約ビジネスで仕事している会社って、うらやましいですねえ。
でも長期契約で仕事をしている会社はとても多いように見受けます。

皆さんうらやましい!!

そしてそんな会社の経営者から言われました。
「ウチは長期継続契約で仕事してるから、動画なんていらない」、と。

ニュースレターとYouTube動画?

いろんなスタイルの長期契約ビジネスがあります。
事務機器のメンテナンス、社会保険労務士、顧問弁護士、顧問経営コンサルタント、設備機器メンテナンス、ケータリング、などなど。

このような顧客を持つ企業は、お得意様会社に対して、毎月ニュースレターを発行している会社があり、そのような会社ほど、長期契約が安定しているようです。

ニュースレターは一般にA4サイズ1枚の両面印刷で、記事の内容は、
日常の出来事、社員のこと、社内イベント、表彰を受けたこと、外部活動、そして
ワンポイントレッスンとして、お客様へのお役立ち情報

ニュースレターの目的は、何といってもお客様と繋がりを保つため。
繋がりなら、日常業務で繋がっているじゃないかとお考えかもしれませんが、日常業務でお客様に見せているあなたの会社の顔は、実はごく一部です。
会社のプライベートなことや、意外な一面を伝えることでより信頼感が増すものです。

もらったほうは何気なく感じているかもしれませんが、実はこの繋がりの効果は絶大です。

そして、お客様へのお役立ち情報として作ったYouTube動画のURLのQRコードを、このニュースレターに印刷しておきます。

動画なら1分間に文字数で180万文字、原稿用紙4500枚分

動画で伝わる情報は、文字数に換算すると、1分間で180万文字と言われており、
原稿用紙にすると、4500枚分に相当します。

たった1枚のニュースレターでも、1分間のYouTube動画を貼付するだけで、
紙面の文字数+180万文字、の情報をお客様にお届けすることができるのです!!

こうなると単なるニュースレターではなく、ちょっと気になるニュースレターになります。

動画+ニュースレターなら、意外と知られていないあなたの会社のことも知ってもらえる

こんな話を聞きました。ある印刷会社が、ある事務機器会社と長期で取引しており、印刷封筒を納品していました。
ある時、その事務機器会社がアルバム制作が必要になり、どこかやってくれる会社がないか探し、新規の会社を見つけて契約しました。
その印刷会社がいつものようにその事務機器会社に封筒を納品しに行った時、アルバムが納品されているのを見つけ、事務機器会社の担当者にこう言いました。
「あれ?、そのアルバムどこから納品してもらったんですか?ウチでもやっていたのに!」
「え?お宅もやってたの?、早く言ってよ、知ってたらお宅に頼んだのに!!」
内心しまったと思ったとのこと。

このように長期継続契約があるからといって、相手は意外とあなたの会社のことを知りません。また日常同じ業務を反復的にやっていると、その仕事だけでしかお客様と繋がっていないものです。

だから、別ルートで情報提供をし続けるということは重要です。

この時それを解決するツールとなるのが、先ほどお話ししたニュースレターとそれにQRコードを貼付したYouTube動画です。
ニュースレターはA4の1枚の紙です。紙面では情報量的に限界があるので、あなたのビジネスの項目を全て網羅しては書けません。またお客様に役に立つ情報を十分に伝えることもできません。

そこでYouTube動画が威力を発揮します。先ほどお話ししたように、

動画で伝わる情報は、文字数に換算すると、1分間で180万文字と言われており、
原稿用紙にすると、4500枚分に相当します。

たった1枚のニュースレターでも、1分間のYouTube動画を貼付するだけで、
紙面の文字数+180万文字の情報をお客様にお届けすることができるのです!!

だから、意外と知られていないあなたの会社のビジネスも、ニュースレター+YouTube動画で十分に伝えることができます。

こういうことを継続的にやっていると、いつか思わぬ新規注文が舞い込んでくるかもしれません。

長期契約ビジネスだからといって、安心は禁物!

これはあまり言いたくはありませんが、長期継続契約だからといって、それに安住してはいけないと思います。いつ切られるかは分りません。
長期の契約元が倒産したら?、得てして倒産する会社というのは、倒産直前まで周りは分らないものです。ある日急に倒産を告げられ、青天の霹靂!、とならないように。

やはり日頃から、あなたの会社や商品・サービスを別のルートでアピールする仕組みを作っておき、いつでも問い合わせが入ってくる仕組みが必要です。

一般的にはホームページやブログ、SNS、YouTubeがありますが、その中でもYouTubeはホームページやブログ、SNSに画面を埋め込むことができるので、YouTube単体だけでなく、それらのメディアとの連携ができる唯一のメディアです。
つまりYouTubeはそれがもつ拡散力が抜群なのです。

まさに「治にいて乱を忘れずYouTube!」です。

まとめ

長期契約ビジネスだからこそ、お客様との繋がりを欠かさず、お役立ち情報を提供し続けましょう。

・ 長期継続契約のお客様とは、繋がりを欠かさないようにするために、ニュースレターを活用しましょう。そして、お役立ち情報のYouTube動画を作り、そのURLのQRコードをニュースレターに貼付すればきっと興味を持って動画を見てくれます。

・ 動画で伝わる情報は、文字数に換算すると180万文字と言われており、原稿用紙にすると4500枚分に相当します。圧倒的な情報量です。

・ 長期継続契約のお客様こそ、意外とあなたの会社のことを知らないものです。あなたの会社のサービスを動画で撮影し、YouTube動画とし、先ほどのニュースレターにQRコード貼付しましょう。

・ 長期継続契約だからといって安心は禁物です。いつ切られるかは誰にも分りません。日頃からYouTubeなどを活用し、別ルートであなたの会社や商品・サービスをアピールする仕組みを作っておきましょう。