あなたにちょっと質問です。
ラーメン屋さんに行く時、外見の汚い店にしますか?きれいな店にしますか?
汚い店の方が味はうまい、そんなことを聞いたことがあります。
外見にこだわらず、頑固一徹、味一筋。
だからかえって汚い店の方がうまい。
そんなことを聞いたことがあります。

しかし、味も良く、外見もきれいな店が増えてきたら、今までの頑固一徹の店はどうなるんでしょうか?

これはホームページを作る場合についても、同じことが言えるのではないでしょうか。

ホームページはデザインは汚くても、記事内容が素晴らしければそれでいい、そんな時代の終焉

一昔前までは、ホームページビルダーなどで素人が作った汚いホームページでも、記事内容が素晴らしければ支持されていました。(ホームページビルダーが悪いと言っているのではありません)

しかし、時代は情報過多の時代、あまりにも情報が多過ぎて人の目を引くのがますます難しくなってきています。
そんな時代、人の目を引くのはやはりビジュアル。
デザインがきれいなものが、人の目を引きます。

トップページのイメージ画像が、1枚の固定画像から、複数枚の画像がスライドするスライドショー、Flashなどのおしゃれな動きのある画像、最近ではここの部分に動画を挿入したり、など。
このようなデザイン志向は、もちろんトップイメージだけではありません。

福岡のホームページ制作の同業者からも、最近ではデザイン志向が強くなってきたとの話も聞きました。

しかし、昨日聞いた大阪の同業者の話では、
時代の流れは、デザイン志向といっても、単純なデザイン志向というわけでない、ということでした。

昔は、記事内容が読む人の役に立つ、価値ある情報であれば、デザインはダメでもよかったのですが、最近は情報過多の時代。
人の目を引くのが、ますます難しくなってきています。
そんな時、目を引くのはデザイン。
しかし、単にきれいでカッコいいデザインだけで、人の目を引けるかというと、それほど甘くはないとのこと。

ポイントは、「注意を引くデザイン」

「注意を引くデザイン」とはいったいどういう意味なんでしょうか?

キャッチコピーなどのコピーライティングの技術と、デザインが合体していなければ、
「注意を引くデザイン」とはならない、とのこと。

それには、やはり王道を行くしかないのでしょう。

☑ まず最初にお客様リサーチ、競合リサーチを徹底する
☑ 自分の商品・サービスのターゲット顧客の悩み・問題・欲求を把握し、
☑ 共感を得るように表現し、
☑ 自分の商品・サービスの特徴・機能を説明し、
☑ それによりお客様にどんなメリットがあるかをアピールし、
☑ それを証明するためにお客様の声などを紹介する
などなど。

これらを元にビジュアル表現を考える。

文章の力は理性であり(左脳の世界)、
ビジュアルの力は感情です(右脳の世界)。

デザインだけを切り離して、デザイナーだけに任せていればいいというほど単純ではないようです。
デザインもマーケティングも分っていないと、
「注意を引くデザイン」、とはならないようです。