キーワードを何にするかというのは、最も重要です。
キーワードは検索者のニーズそのものです。
検索者は探し物があるので検索画面から検索するのです。
何をどんな気持ちで探そうとしているのか、それが検索者の頭の中で、キーワードとなって表現され、検索されます。
キーワードで検索する人の「ココロの内」
あなたの商品サービスを探している人は、いったいどんな気持ちで検索してくるのでしょうか。
つまりどんなキーワードを使うのでしょうか。
検索者の「気持ち」とはどんなものでしょうか。
気持とはニーズです。
ニーズには、検索者に意識された顕在ニーズと、意識していないが無意識の中にある潜在ニーズの2つがあります。
表面的なニーズと心の奥のニーズと言い換えることもできます。
実はこの心の中の潜在ニーズが、表面的な顕在ニーズより大きくて、検索者がキーワードを選ぶ時もそれが無意識のうちに出てきて、微妙な言葉の言い回しになります。
ところがホームページの制作側の人間にはそれがなかなか分からないのです。
だからキーワードを設定しようとした時、こちらの独りよがりのワード選びとなりがちです。
Google Adwords キーワードプランナー
GoogleのAdwordsのキーワードプランナーという無料のキーワード調査ツールがあります。
これでキーワードを入れて調べてみると、過去1ヵ月全国の検索者が検索に使用したキーワードの件数が表示されます。
しかもそのワードと関連して使われたワード(派生語)も一緒に表示されます。
件数だけでなく、そのワードを設定しているサイトの件数から競合度も一緒に表示されるので、よく使われていて競合度の大きなワード、件数が少なく競合度の少ないワード、件数が少ない割には競合度が大きいワードなどが分かります。
自分で設定しようとしていたキーワードが、実際にはどのくらい使われているのか、競合度はどれくらいあるのか、自分の想像だけで設定してしまうと、検索上位に表示されることは困難でしょう。
このキーワードプランナーで検索されたワードはエクセルにダウンロードできるので、ダウンロード後、並べ替えてみて分析します。このワードを見ていると、検索者の心の内が、つまりどんなニーズがあるのかが、見えてきます。
この中から、件数が多く競合度がそこそこのワードを選び出し、リストを作成し、ホームページの各ページやブログ記事のキーワードとして使います。
しかし、その中からキーワードを選び直し、設定したとしても、文章の内容がその設定したキーワードと同じでなければ検索エンジンから評価されません。
ニーズの種類
見込み客のニーズには、
☑ 「いますぐ買いたい」 買うことを決めているので、商品を比較したらすぐ買いたい。
☑ 「お悩み中」 どの商品にするかまだ迷っている。
☑ 「そのうちに」 欲しいけど今すぐではない。
☑ 「まだまだ」 まだ欲しくない、しかし情報は欲しい。
Google Adwordsのキーワードプランナーなどのツールで調べると、検索者が使ったあらゆるキーワードが表示されますが、それらを見ていると、検索者のニーズが見えてきます。おおむね上記の4つのタイプに分かれます。
これらのキーワードをこれから作るホームページの各ページ用に振り分けます。