ホームページ制作を通じて多くのクライアント様と接する中で感じること。
それは、他社との差別化については意識しても、自社の強みについては案外無頓着という方が多いということです。

差別化とは競合と比べてのことですが、強みとはお客様が認めることです。
強みより、差別化の方が気になるのは、お客様より、競合の方が気になるからでしょう。

しかし、競合は自社商品・サービスを買ってはくれません。買ってくれるのは唯一お客様だけです。

そう考えると、自分の強みにもっと関心を向けるべきだと思います。
自分の強みは自分ではわかりません。お客様に聞くしかありません。

案外、自分が強みだと思っていたことが強みではなかった、別のことが強みだったということは往々にしてあります。

最近外国人観光客が増えていますが、その外国人観光客が、褒めてくれることに新鮮な驚きや忘れてしまっていたことなど、多々あると思います。

自社の強みもこれと同じで、お客様に聞いてみるのが確実です。
お客様が認めてくれる自社のいい点、他より優れている点こそが、競争に打ち勝っていくための強み、武器です。

ターゲット顧客が認めてくれる強み

しかし、ここで重要な点があります。
それは、自社のターゲットとする顧客が認めてくれる強みに特化するということです。

先ほどの外国人観光客の例でも同じです。
いくら寿司ブームとはいえ、魚が嫌いな外国人には寿司は強みにはなりません。
サブカルチャーが外国人に人気だとはいえ、そんなの嫌いな人には、強みにはなりません。

寿司は魚が好きな人だけには強みとなります。
マンガはマンガが好きな外国人だけに強みとなります。

しかし寿司が好きな人は沢山おり、寿司屋も溢れています。そんな中で競争していくには、例えば、マグロが得意なら、マグロが好きな顧客だけにはマグロは強みとなります。
少女マンガが得意なら、少女マンガが好きな顧客だけには少女マンガは強みとなります。

だから、自社の強みを考える時には、まず先に、ターゲット顧客はどこに絞り込むかが先決となります。
そして絞り込めば絞り込むほど、メッセージは際立ってきます。
絞り込んだターゲット顧客だけが良いと認めてくれるポイントこそが強みとなります。

逆にいえば、ターゲットとなる顧客以外の人の言うことには耳を貸してはいけません。
ターゲットでない人には、自社商品・サービスなどどうでもいいことです。
なかなか売れない時はどうしても萎縮してしまい、批判的な意見が気にかかります。
ターゲットでない人の意見は批判的な意見が目立つので、気弱になってしまいます。

そんな時耳を貸してはいけません。ターゲット顧客をしっかり絞り込み定めて、その方だけの意見を尊重しましょう。