ある住宅建設会社の経営者の方から言われた言葉です。
「YouTubeでビジネス関係の動画なんて、見たことないですねえ」

そこで、GoogeやYahooで、「YouTube」で検索してみると
最初に出てくるYouTubeの画面は、
「急上昇」、「アニメチャンネル」、「Jポップ」、「あなたへおすすめ」
など、面白そうな動画がたくさん表示されます。

しかし、ビジネス系の動画や、どこかの会社の動画なんで見当たりません。

そこでYouTubeの検索画面で、例えば、「建設業」、とか「飲食業」
など入力して検索してみると・・・・・・・
たくさんのビジネス系の動画が出てきます。

一方、GoogleやYahooの検索画面で、

「飲食業」で検索してみると、
・ 「すべて」で、5,780千件
・ 「動画」で、78千件
・ 動画掲載比率は、1.3%
「すべて」とは、検索キーワードにおけるWebページ+YouTubeの、ページ総数
「動画」とは、動画の埋め込まれたWebページ+YouTubeのページ総数
動画掲載比率とは、上記「すべて」に占める「動画」の割合

同様に
住宅建設業は、
・ 「すべて」;79,300千件
・ 「動画」;176千件
・ 動画掲載比率;0.2%

アパレル業は、
・ 「すべて」;44,100千件、
・ 「動画」;263千件
・ 動画掲載比率;0.6%

弁護士、
・ 「すべて」;83,800千件
・ 「動画」;3,620千件
・ 動画掲載比率;4.3%

社会保険労務士、
・ 「すべて」;86,100千件
「・ 動画」;301千件
・ 動画掲載比率;0.3%

旅行業
・ 「すべて」;641,000千件
・ 「動画」;10,100千件
・ 動画掲載比率;1.6%

これら業種別の動画掲載比率を少ないと見るかどうか・・・・。
仮に100ページのWebサイトがあったとして、動画の掲載が
3ページだとすると、動画掲載比率は3%なので、
上記のような各業種の動画掲載比率は少ないと言えます。

このことから言えることは、2つです。

① ビジネス動画を始めるなら、今がチャンス

② 少なくて目立たないなら目立つようにすればよい

1.ビジネス動画を始めるなら、今がチャンス

今やネットは動画の時代

見る方の感覚からしても、文章を読むより、動画を見ていたほうが楽です。
また日常的にGoogle検索だけでなく、YouTube検索することも増えてきました。

Googleの未来予測としても、2011年Google副社長ロバート・キンコー氏は、
「近い将来ネット全トラフィック(使用量)の90%が動画になるだろう」
と語っています。
また、大手調査会社CISCOの調査では、2017年までに全トラフィックで、
動画の割合は、約70%、2019年では80%になるとの予測を発表しています。

まさに時代は動画の時代です。これをビジネスに活用しない手はありません。

YouTubeのビジネス活用を始めるなら、今がチャンス

YouTubeのビジネス活用を始めるなら、競合がまだ少ない、今がチャンスです。
動画を始めたからといってすぐアクセスが上がるというわけではありません。
2~5分程度の短い動画をたくさん投稿することが、アクセスが上がるコツです。
それには、今から始めなければいけません。
また作れば作るほど作るノウハウは上がっていきます。
あなたの競合が参入してきた頃には、あなたははるか先を行っていることになります。
まさに今がチャンスです。

2.YouTubeのビジネス動画が少なく目立たないのであれば、目立つようにしよう

① 作ったYouTube動画は、積極的にあなたのホームページやブログに画面埋め込みを行おう

あなたの見込み客が商品・サービスを探す時はYouTube検索することも増えてはきましたが、まだ一般的にはGoogleやYahoo検索です。
ならば、あなたのホームページやブログの各ページにたくさんYouTube動画の画面を埋め込みましょう。
まだまだ画面埋め込みを行っているホームページが少ないのは、上記の数値で明らかです。
しかもGoogleは方針として動画を優遇しています。動画の画面埋め込みをされたページは検索時優先的に上位表示されます。

② FacebookやインスタグラムなどのSNSに頻繁にリンクを貼ろう

FacebookやインスタグラムなどのSNSに、YouTube画面を埋め込んだページのリンクを貼りましょう。役立つ情報であれば、どんどん拡散していきます。

③ 人海戦術で広めよう

③-1 取引先との商談時にタブレット端末で、YouTube動画を見せ説明しよう。
もちろん、商談用の動画を別途作ることがポイントです。

③-2 名刺にYouTube動画のURLのQRコードを印刷しておき、名刺交換時に、自分のスマホでスキャンし動画を見せアピールしよう。

③-3 会社紹介パンフレット、チラシ、ニュースレターに上記同様、QRコードを印刷し見てもらおう。もちろん見たくなるようなコメント文を書き添えるのがポイントです。

まとめ

① まだYouTubeのビジネス活用は少ないのが現状です。だからこそ始めるなら今がチャンスです。時代はまさに動画の時代だからです。

② 確かにYouTubeビジネス動画は少ないため、ネット上でも目立ちません。ならば目立つようにしよう。